この度、私共、沖野株式会社と株式会社村松は、令和４年１月１日を効力発生日として、沖野（株）の工業製品の製造・卸売事業を（株）村松が譲り受けることを内容とする事業譲渡を実施することとなりました。
沖野（株）の前記事業は、当面の間、（株）村松の「沖野事業所」として存続し、（株）村松の協力を必要な範囲で仰ぎながら、現在の南麻布の拠点にて、人員面の変更もなく業務を行うことを予定しております。そのため、体制面の大幅な変更は予定されておりませんが、取引社名を（株）村松に変更いただくなどのご負担をおかけすること等、ご理解いただけますと幸いです。

本来であれば、関係各社の皆様に、同時期にご挨拶と直接のご説明を行わせていただきたいところではございますが、新型コロナウイルスの感染拡大状況などから、順次のご挨拶となりますことを、ご理解いたただければと考えております。
 

【代表者からのご挨拶】
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社は、本年で創業９０年となり、長きにわたりお取引関係にある企業様の数も相当数に及んでおります。このような中、私自身に後継者がいないこと、また弊社の役職員が高齢化してきている点等を考慮し、今後業務遂行に支障をきたさない為にはどの様にしたら良いのか熟慮した結果、この度、旧知の関係にある村松社長にご相談をし、事業譲渡を行う運びとなりました。
今回の事業譲渡は、時間をかけた事業引継を目的としておりますので、今後数年間は、私も引き続き業務に従事いたします。また、現在の拠点は、（株）村松の沖野事業所として存続し、当社の従業員も、基本的には変わらずに業務を行い、そのような体制の中で、時間をかけて十分な引継ぎを行ってまいりたいと考えております。
事業譲渡により、取引社名の変更などでご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご理解いただけますと幸いです。

沖野　株式会社　　　　
代表取締役　沖野　英明

この度、弊社創業１００年となる区切りの年に、沖野社長からご相談があり、事業の譲り受けを行わせていただく運びとなったことを大変嬉しく感じております。
弊社は、ニチアス株式会社の代理店として、シール材を中心とした各種工業製品の加工・卸売業を営んでおります。
沖野（株）のお取引先企業の皆様には、沖野(株)の長年にわたるサービスに、弊社の強みを生かした付加価値を加えて、より一層の貢献をさせていただきたく存じます。
今後は、沖野社長と協力しながら、円滑な事業承継を進めて参りたいと考えておりますので、今後ともご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

株式会社　村松　　　　
代表取締役　村松　眞之
 

2020年　2号　№389

2017年　2号　No.377

2016年　2号　No.373